2008年夏 合格への軌跡  合格体験談 

 

5 都庁T類B合格!

喜治塾を選んだことは最良の選択(K.Sさん)

 

 私が公務員を志望したのは、大学2年の秋ごろでした。就職先についてそろそろ考えなければならないなと思っていた時に、大学のキャンパスで塾長が相談会を開いていて、お話を伺ったことがきっかけです。「人のために働く仕事」「幅広く様々な仕事ができる」といったような点に惹かれ、公務員を目指すようになりました。

 公務員試験の勉強を始めたのは大学3年の4月からでした。それまでは、喜治塾や他の予備校のガイダンス等に参加し、予備校選びをしていました。予備校を選ぶポイントは純粋に「自分が勉強していくに当たり、どの予備校の雰囲気が自分に合うと思うか」という直感だと思います。実際私もいろいろ考えた末、直感で喜治塾を選びましたし、それが最良の選択だったと思っています。

 勉強のスケジュールとしては、4〜9月ごろまでは一通り塾の講義の復習をやっていました。秋ごろからは講義の数も徐々に増え、復習だけで手一杯という状態でした。2月ごろからは生活のほぼ全てを公務員試験の勉強につぎ込むようになりました。ただ、私の場合、長期間にわたる公務員試験で最後に精神的に燃え尽きてしまうことが懸念されたので2、3月は若干余力を残して勉強するように心がけていました。そして、4月からは毎日朝起きてから夜寝るまで、とにかく勉強しました。

 各教科の勉強法について書きます。私の場合は、都庁と県庁を目標としていたのでその対策法です。
まず、専門科目ですが、私の場合ほとんどの科目を塾のレジュメと配布問題を繰り返すことのみやりました。そして、模試や問題演習などで知らなかったことがあったときにはレジュメに書き足して、勉強するたびに復習するようにしていました。配布問題は経済系科目で2〜3回、法律系で3〜5回、行政系で4〜6回はやり直したと思います。特に苦手意識の強かった民法はレジュメを用いて毎日勉強しました。また、夜は憲法と行政法の六法の判例を読んでから寝ていました。5月中旬から県庁対策として経済を強化するため『新スーパー過去門ゼミ2』をやりました。そして寝る前に読む判例に労働法と刑法各論を追加しました。
次に教養科目についてですが、まずは塾の講義の復習を一通りやりました。都庁の試験では教養科目はほとんど重視されていないため、また私は教養科目が得意であったので、都庁対策としては、判断推理と数的推理を1日1問ずつといていたのと、『即効の時事』を読んでいたくらいです。県庁対策としては、苦手としていた人文系科目(世界史、日本史、地理、思想)をレジュメと『新スーパー過去門ゼミ2』を使って重点的に勉強しました。
専門記述の対策ですが、3月ごろに記述対策の講義があってから始めました。塾では、憲法と政治学・行政学・社会学の行政系科目の授業を受けましたが、私は実際、行政系科目のみに絞って勉強しました。勉強法は例題と模範解答を読み上げたものを携帯電話に吹き込み、毎日塾へ自習に向かう電車の中で聞いていました。ある程度耳に内容が残るようになってからは、紙に書き写す作業を繰り返しやりました。
最後に教養論文対策について書きます。私は、喜治塾の論文道場でやった問題の復習をメインにやりました。具体的には、自分の回答とそれに対する添削、模範解答、『現代用語の基礎知識』、まちづくり新聞などを参考に、もう一度論文の構成メモを作り直しました。都庁での出題予想ランキングトップ10とされた論題については全て構成までは作り上げました。また、2通ほど実際に書き上げ、メモとともに添削をしてもらいました。

 

 公務員試験は科目数も多く、期間も長いので終わってほっとしているというのが今の心境です。私は先生たちや公務員を目指す友人たちに支えられて無事合格することができました。これから公務員を目指す方々も周りへの感謝の気持ちと奉仕の精神を持って公務員試験に挑んでもらいたいと思います。

 

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